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基礎研究、臨床試験の結果を常に科学雑誌にて発表し続けています。肝臓がんでは、第II相後期臨床試験であるランダマイズドスタディで再発リスクが 81 %も激減し、世界的に権威あるアメリカ癌学会の臨床学術誌(Clinical Cancer Research, 10: 1574-1579, 2004)に、当社との共同研究論文が掲載されました。また、筑波大学と共同で行った脳腫瘍での治療成績も発表しています。(Cancer Sci., 98(8):1226-1233, 2007)
現在も複数の大学病院と共同で臨床研究を実施しています。
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患者様ごとに異なるがん抗原を有効に利用するため、患者様自身のがん組織を使用したオーダーメイドのワクチン作製をしています。これにより、既知のがん抗原だけでなく、最先端の研究でも未同定のがん抗原も含んだワクチンになると考えられています。
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漠然とリンパ球を活性化するのではなく、がんを殺すリンパ球を増やすことが重要です。ホルマリン固定組織を使った実験で、正常細胞は攻撃せず、がん細胞のみを攻撃するリンパ球の誘導を確認しています。(J Cancer Res Clin Oncol, 126: 383-390, 2000) |
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現在まで問題となる副作用は観察されておりません。副作用はあっても、投与部位が日焼けの後のように剥がれたり、一過性の発熱がある程度です。 |
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手術で取り出されたがん組織は病理部で一定の検査を行った後、多くの場合はそのまま数年保存されています。自家がんワクチンは、それらのホルマリン固定組織、パラフィン包埋ブロックから作製可能ですので、手術を受けた病院へ残存組織の有無をお問い合わせください。ホルマリン固定細胞からのがん抗原特異的なリンパ球の誘導を確認しております。(Cancer Immunol Immunother, 47: 90-96, 1998)
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原則として、ワクチン3回と前後の検査2回の計5回の注射投与のみで1コースの治療が終了します。終りのわからない繰り返し投与ではないので安心です。
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